「つみたし」 終了しました。
土曜日は雪の浦のぐりーんさんで開催されたフェアトレードのイベント「つみたし」に参加させてもらってました。
雑貨あり、洋服あり、音楽あり、いろんなワークショップありの内容の濃いイベントでしたが、僕もその中で少しだけコーヒーのお話をさせていただきました。
コーヒーの裏側にある生産者たちの顔、仕事。
何気なく飲んでいる一杯にどれだけの時間と人の手がかかっているかをお話させてもらいました。
最後の方は何を話してるのかよくわからない感じになりましたが、、、、
みなさん真剣に聞いてくださって、少しは産地のことが伝わったかな、と思っています。
「フェアトレード」という言葉。
何気なく使っていますが、振り返ってみれば当たり前のこと。
人が一生懸命作ったものに、相応の対価を支払って購入する。
作り手と使い手の立場が同じであれば何も意識しなくても成立することです。
どこかで常識になってしまった「お客様は神様」という考え。
どんなにお金を積んでも買えないものだってあります。
作り手が売らないと言えば手に入らないものがたくさんあります。
売る人が【買ってもらう】、買う人が【売ってもらう】という気持ちを持つだけで簡単に成立する単純なことが、いつから難しいことになったのでしょう。
そんなことを考えながら、今日の日曜日を過ごしました。
天は、人のうえに人をつくらず、人のしたに人をつくらず。
生まれた時に差があるのではない。学問によって差が生まれると続く言葉ですが、学がないのは作り手なのか、それとも使い手なのか。
消費者である僕らにとって、今こそ大切な言葉なような気がします。