やっぱりセロ・デル・シエロは最高!
昨日の続きになります。
ロ・プロメティード農園を出発し、もはや定番のセロ・デル・シエロ農園へやってきました。
農園に到着するとなんと入り口のところに大きなゲートが!!
聞くと今年に入ってから作ったそうで、手書きの農園名がとってもいい感じにはまっています。
マウリシオさんもどこか誇らしげです。
恒例ですがボスの写真も貼っておきましょう。
なんと彼、結婚したばかりだそうで、農園の奥ではお嫁さんが卵を温めていました。
どことなく足取りが軽やかなのはそのせいなのでしょうか。
今回の訪問では農園内でもっとも良い条件のエリア「El Diamante」へ連れて行ってもらうことができました。
スペイン語でダイヤモンドを意味するこのエリアは朝日が中心的にあたる標高の高い部分にあり、しっかりと根を張った古いボルボン種とカトゥアイ種が植えられています。
セロ・デル・シエロ農園は僕たちが訪問する農園の中では最も道のない農園で、まっすぐ立てないほどの急斜面を木々の隙間を縫って進んでいくしか方法はありません。
現に今回もほぼ全員が滑り、数メートル転げ落ちたメンバーもいたほどの急斜面です。
写真があれば良いのですが、もはやそれどころではないのでご理解くださいね。
道なき道をひたすら上っていくと、ついに到着したそのエリアから眺めた風景は想像を絶するほどの美しさ!!
写真では上手に伝えることができないのがとっても悔しいです。
このエリアで収穫されたコーヒーを買い付けることが出来ることが本当に嬉しいです。
間違いなく抜群の条件で栽培されたコーヒーだと自信を持って言えます。
急な斜面を恐る恐る降りて、ふもとにある建屋でいろんな質問をしました。
流行しているサビ病に対しても彼は早いうちからしっかりと対策をとってきているので、農園内に大きなダメージを受けた木は見受けられませんでしたがその対策にかかるコストだったり、新しく植え替える予定のエリアの話、これからのビジョンなど、これまでの買い付けよりも深い内容で話をすることが出来ました。
美味しいコーヒーを一生懸命に栽培している生産者に対して、販売する側の私たちがどういう風にお客さまへ伝え、よりコーヒーを楽しんでもらえるような環境をつくっていくか。
作る人、飲む人の双方に利益のある関係を保っていきたいと思っています。
もはや美味しいのは当たり前!
その先にある大切なものも含めてお客さまへ紹介していけるように、カリオモンズ全員で取り組んでいきますね!
【オマケ】
セロ・デル・シエロ農園ではカラーの花を多く栽培しており、これは花を刈って販売するためのものです。
そんな真っ白なカラーの花が咲き乱れる中、鮮やかなピンク色のカラーを発見しました。
一番興奮していたのはもちろんマウリシオさん、とっても嬉しそうでしたよ!