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【菓子hibi】 4月の販売は19日から22日 発送は4月27日ごろを予定しています

マウリシオさんとの一日



セルジオさんを訪ねた次の日はセロ・デル・シエロ農園のマウリシオさんと一緒に行動しました。

セル・デル・シエロ農園のあるモゾンテエリアまではホテルのあるオコタルの町から車で1時間半?2時間ほど。
とっっっっっても道が悪いので着く頃にはお尻や腰が痛くなるほどなのですが、毎日通っているマウリシオのことを考えるとそんなことも言っていられませんね。
道中の車内では娘のメナちゃんやグロッセリーちゃんとお話したり、マウリシオとお互いの家族のこと、農園のこと、僕がコーヒー屋を始めた経緯や直接買い付けを始めた理由などを話し、こうやって地球の裏側で毎年会えることが不思議だけどとても嬉しいねと盛り上がりました。


メナちゃんはすでにセロ・デル・シエロ農園を継ぎたいと言っていますし、僕の息子はいつになったらニカラグアに来れるんだい?と聞かれていますので、これからもこの素晴らしい関係が続いていけばいいなと心から感じています。
何故か僕らがこの農園を訪問するときはいつも気持ちのよい晴れで、そのことを言うと「とてもラッキーだよ。ここの天気はすぐ変わるから」とマウリシオは答えていました。(後で意味を知ることになるのです。)

途中でマウリシオの自宅に寄り、なにやら大量の食材が運び込まれたかと思うと農園で昼食のもてなしをしてくださるとのこと。
この日は日曜日だったので他の家族も手伝いとして同行してくれました。


農園ではちょうど収穫を待つコーヒーの木が果実をたわわに実らせ、ゆっくりと熟し始めていました。
熟度が収穫できるレベルに達した標高の低いエリアでは収穫人(ピッカー)たちが収穫作業も行っていました。
写真では伝わりにくいですが、ものすごいスピードでしかも完熟した実だけを摘み取っていきます。
ここはニカラグアの中では標高の高いエリアですのでそのぶん熟すスピードも遅く、それが結果的にコーヒーに多くの養分を蓄えるとともに、寒暖の差でコーヒー豆が固く締まり、焙煎しても風味の抜けにくい良いコーヒーを生み出します。


険しい農園内を案内してもらいながら、新しく苗木を植えているエリアや、木が古くなったため根元の少し上から切り落とし新しい枝を生やすカットバックを行ったエリアなどの説明を受けました。
しかしすごいところでしょう。こんな中を縦横無尽に動き回る労働者たちには頭が下がります。
僕らなんかは滑らないように踏ん張るので精一杯ですからね。


ぐるりと農園を廻ったところでお待ちかねの昼食!
ガーリック、ピーマン、グリーンペッパー、オニオン、長ネギ、パクチー、メスの鶏肉と生む前の卵、ユカ、ウリ、コーンの粉で作った団子、、、いろんな材料で作った特製スープ。
しばらく動いていたので、見ているだけでお腹がなります。
スープが出来るまでのあいだ初めて農園でお酒もいただきましたが、一面のコーヒー畑を見ながら飲むお酒は最高!←マニアックですね


お酒を楽しんでいる間にみるみるうちに雲が出だしたかと思うと急にグッと気温が冷え込みだし、ポツリポツリと雨が降ってきました。
農園にくるまでの道中でマウリシオが言っていたとおり、本当にすぐに天気が変わります。
いいタイミングで出来上がった温かいスープが体を芯まで暖めてくれました。

こうやって一緒に食事を囲んで、コーヒー以外の時間も一緒に過ごせることが何事にも代え難い宝物です。


食後には僕が日本から持ってきていた彼の農園のコーヒーを実際に淹れてくれました。
この場所で育ったコーヒー豆が遠い日本のカリオモンズで焙煎されて、また生まれ育った場所でコーヒーとしてみんなに楽しまれている。
生産者のマウリシオと焙煎した僕と、日本にいるお客さまが同じコーヒーを飲んでいる。
マウリシオさん自身も自分の農園の最高ランクのコーヒーを飲むのは実は初めてだそうで、僕がやりたかったことのひとつが達成されてとても感激しています。

とても美味しい!と喜んでもらえて焙煎した僕も一安心です。
これからももっと美味しく焙煎しますからね!

もちろん今年も彼の農園から最高のコーヒーを買い付けする予定ですが、このような繋がりが持てるのもダイレクトトレードを行っている魅力の一つでしょう。
今年の彼のコーヒーにとても期待しています!

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