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【菓子hibi】 4月の販売は19日から22日 発送は4月27日ごろを予定しています

農薬散布、、、?

今日はお馴染みセルジオさんとエル・ポルベニール農園へ行ってきました。

毎年訪問するたびに新しい試みを行っているセルジオさん。
今年はこんな光景が見られました。


一見すると農薬を散布しているように見えるこの画像。

実は液肥とサトウキビ汁を混ぜて作った栄養剤を霧状にして散布しているんです。
一般的な霧状散布よりももっと細かく、ミスト状にして木全体を包み込むように散布することで収穫による木のダメージやストレスを効率的に解消していくことを目的としています。
『収穫する』ということは木にとても大きなストレスを与えますので、収穫後のこういったケアをしっかりと行うことで、来年もまた美味しいコーヒーを実らせることができるんですね。
決して農薬を散布しているわけではないんですよ。

他にも月の満ち欠けに合わせて剪定のタイミングを決めるなど、バイオダイナミック農法にも通じるような栽培スケジュールを試験的に取り入れており、さすがセルジオさんと言わんばかりの熱気で僕らを迎えてくれました。

今年の収穫分のカッピング(テイスティング)もやりましたが、どれも素晴らしい仕上がりで、早く焙煎したいとウズウズするようなカッピングができました。


今回初参加のスタッフの近藤祐加も初めてのコーヒー産地に大興奮。
説明するセルジオさんの後を追いかけながら一生懸命にメモをとり、乾燥中のコーヒーの実の匂いを嗅いだり処理途中のコーヒー豆を舐めたりと、五感を使いながらコーヒー生産を学んでいました。
普段、お店で自分の手で販売しているコーヒー豆が誕生する現場に来たわけですから、そりゃあ興奮しない訳ありませんね。
心配していた食事との相性も良かったようで、僕も安心しました。

明日はルイスさんとラ・ベンディシオン農園へ行ってきます。
昨年の訪問時に話をしていてた新しい設備がすでに稼働しているとのこと。訪問が楽しみです!

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