セマナサンタ中の訪問。
ニカラグアではセマナサンタ(=キリストの復活祭)の真っ最中で、この一週間は学校や仕事がお休みとなるところが多いようです。
コーヒー生産の現場では、生き物であるコーヒーが相手である以上最低限の作業はやるようですが、それでも普段よりも作業時間が短かったり極力お休みにしたりするとのこと。
今日はまさに休日の予定だったラ・ベンディシオン農園。
農園主のルイスさんが、僕らがくるということで特別に作業日とし、収穫から生産処理、そして乾燥工程までを見学・説明してくれました。
昼食はもちろん定番のルイスさんの奥様のお手製サンドウィッチ。
高い山のてっぺんで食べるサンドウィッチは、もうそれだけでご馳走なのです。
一箇所ずつ案内しながら一つずつ丁寧に説明をしてくれ、僕はもちろん初めて産地に来ているスタッフのアキラ君もたくさんのことを体験し学んでくれたようです。今頃ホテルの部屋で必死に頭を整理していると思います。
良い農園に行ったときはどの農園でも感じることなのですが、僕らの質問に対して瞬時に的確に答えてくれるので、普段からいかにコーヒー栽培や品質に関して真剣に向き合っているかがよくわかります。
こういった優しさや気遣い、そして情熱に毎年ながらとても感動させられます。
僕らにできる恩返しはいたってシンプルなので、その期待に応えながらお互いに成長できる関係性をより密に築いていきたいと思っています。
明日は引き続きルイスさんと一緒に、ただいまカリオモンズコーヒーでも販売中のロ・プロメティード農園を訪問する予定です。