その土地を知るということ
エルサルバドル最終日、フェルナンドさんの奥様マグダレナさんとその友人と一緒にエルサルバドルの街を見てまわりました。
エルサルバドルの政治に大きな影響を与えたナショナルパレス、この国の宗教歴史に欠かせないオスカル・ロメロ大司教が眠る大聖堂、そしてまわりに広がるダウンタウン。
アートミュージアムなどこの国に関する場所をいろいろ案内していただき、最後は映画プロデューサーでもあるマグダレナさんのご友人の映画をフェルナンドさんの自宅で鑑賞会。
コーヒーとは直接関係ないように思えますが、これまでコーヒー農園の訪問とカッピングしかしてこなかった僕にとってそれぞれの国を知ることが今とても重要に感じ、昨年から少しずつこういった時間を生産国でつくるようにしています。
偶然かもしれませんが、今回ニカラグアのコーヒー農家さんからも同じようなことを言われました。「もっとこの国のことを紹介する時間がほしい」と。
僕らをつなぐのはコーヒーかもしれませんが、もっと深く強いつながりで関係性を保っていくことは、本当の意味でのコーヒー農家と消費者との架け橋になりうるのかもしれません。