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【NEW】 ハル - 春限定ブレンド 【NEW】 ラ・ペーニャ - ホンジュラス

ウン・レガロ・デ・ディオス

日本語で「神からのおくりもの」。

そんな名前の農園に行ってきました。


農園の中には、豊かな流れの川がありました。
きれいな水や土壌も美味しいコーヒー作りにはかかせません。

きれいに整列して植えられているコーヒーの木。
こうして見るとよくわかりますが、
コーヒー農園というのは畑というより
山や森をイメージしてもらった方がいいかもしれません。

白がとってもきれいなコーヒーの花。
ジャスミンのような良い香りがしますが、
この花は1日~2日ほどしか開花しません。
この後、結実してから熟すまでに
半年~10か月のも月日を要するのです。

標高が高いため、まだ収穫されてないチェリー(コーヒーの実)もありました。
ここで注意して見てもらいたいのが、背景に写っている木です。
上の写真では針葉樹が生えていますよね?
次の写真は全く同じ場所から反対側を撮った写真です。

こちらの写真には全く違う樹木が生えています。
二つの全く違う気候帯が、
まさにこの場所でぶつかり合っているんです。
マイクロクライメイト(微気候)と呼ばれ、
とても繊細な気候の変化をもたらします。
このマイクロクライメイトは良質のコーヒーを生み出すための条件の一つであり、
この場所はとても恵まれた場所にあることが、
生えている樹木で一目で解ります。

その中で、包み込まれるようにゆっくりと熟していくチェリー。

きれいでしょう?
熟したチェリーは食べてもとっても甘くておいしいんです。

ちょうどピッカー(収穫する人)の方々にお会いしたので、
収穫したばかりのチェリーを見せていただきました。
まるで宝石みたいにきれいな完熟チェリーです。

ピッカーの方々と一緒に下山し、
実際にチェリーからコーヒー豆を取り出す作業を見学させていただきました。
上の写真は水を使って比重選別をしているところです。
水に浮く枝や葉、軽くて質の悪いチェリーは写真の上の方へ、
重くて良質のチェリーは写真の手前へ分別されます。
この手前のチェリーだけが果肉を剥がされ、
コーヒー豆になっていくのです。

実際に果肉を剥がされ、
パーチメントと呼ばれる殻をつけた状態のコーヒー豆。

果肉を剥がされ、
パーチメントとなったコーヒー豆は、
ここで一旦軽く乾燥され、
ふもとの町にある乾燥場へと運ばれていくのです。
ここまできても、まだコーヒー豆にはなりません。
気の遠くなるような作業の果てに美味しいコーヒーがあるのです。

農園の紹介はここまでですが、
最後に目の覚めるような写真をお見せしましょう。

すごい写真でしょう。
実際に生で見ると言葉もでないくらい美しい光景です。

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