ペーパードリップ編
コーヒー抽出の王道とも言えるペーパードリップ。
ドリッパーやフィルターには多くのバリエーションがあり、道具を選ぶ楽しみも魅力のひとつ。
使う器具やお湯の注ぎかたで味わいが繊細に変わる、まさに『淹れるを楽しむ』淹れかたです。

ペーパードリップのレシピ (できあがり:約180ml)
《 用意するもの(1杯分)》
《 手順 》
- スケールの上に器具をのせ、ドリッパーにペーパーフィルターをセットして粉を入れます。フィルターの匂いが気になるときは、粉を入れる前に一度フィルターにお湯をかけておくとよいでしょう。
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タイマーをスタートし、お湯を少しずつ注ぎます。全体にお湯が行き渡ったら注ぐのをやめ(およそ30ml)、30秒ほどガスを抜きます。
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膨らんだ粉を中心から崩すようにお湯を細く注ぎます。最初は中からガスが出てきますが、そのガスがおさまり始めたら注ぐお湯の量を増やし、螺旋を描くように全体にまんべんなくドリップをします。
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220ml注ぎ終わったら、お湯が落ちきる前にドリッパーを外しましょう。全て落としきると、過抽出が原因となるエグ味が入ってしまいます。タイマーのスタートから2分以内に終わると、よりクリアな仕上がりになるのでおすすめです。
《 アレンジ方法 》
◆ アイスコーヒーに
- あらかじめサーバーに氷を入れておき、上からドリップして急冷させましょう。
- 氷が溶けて薄まるので、使う粉の量を増やして濃いめに抽出するのがコツ。