【産地レポート】ニカラグア最終日はセルヒオさんのところへ
ニカラグア最終日はエル・ポルべニール農園のセルヒオさんのもとへ。
収穫量が落ち込んでいるのはすでに他の農家さんたちからも聞いていましたが、倉庫に入って驚きました。
いつもなら頭上高くまでコーヒー豆が積まれているはずなのですが、この日倉庫にあったのはこれだけ。会話の内容から想像していたよりも、もっと深刻な事態に陥っていることを直感的に感じました。
サンプル含めいくつかのコーヒーをカッピングさせていただきました。品質はとても高く、セルヒオさんらしいユニークで豊かな味わいのコーヒーができています。今年は私たちからのオーダーよりも大幅に少ない購入となりそうですが、現状を踏まえて彼が提示した希望価格でそのまま購入する意思を伝えました。
バイヤーとして品質と価格のバランスをとることはもちろん大切ですが、彼らの生活基盤が健全に整っていることが大前提です。困っている時はお互い様で、私たちが日本で彼のコーヒーを美味しく楽しむことが、彼らのひとつの支えになればと思っています。
