【声】016_ニカラグアにて
ニカラグアのラ・エスペランサ農園との取引が始まったのは2011年。
今の農園主、サミュエルさんの父サラティエルさんとつながったことがきっかけでした。
2018年に父サラティエルさんが他界したあと、息子のサミュエルさんは遺志を引き継ぎつつさまざまな新しい取り組みを実施し、その結果、今ではニカラグアを代表する生産者の1人として世界中で慕われるまでになりました。
ラ・エスペランサ農園の中にあるアデリーナと呼ばれる区画は、亡き父サラティエルさんが最初に購入した場所。ここから彼らのコーヒー農家としてのキャリアがスタートしました。
現在はいくつかの農園でいろんな品種のコーヒーを栽培するサミュエルさんですが、自分たちの歴史を風化させないために、この区画には当時の品種を残し大切に栽培しています。
カリオモンズで毎年販売しているラ・エスペランサはこのアデリーナ区画から収穫されたもの。
彼らの歴史に敬意を表し、脈々と継がれる作り手の歴史までみなさんと共有できたらと思っています。