【声】020_ニカラグアにて
2021年、大量発生した害虫の駆除に散布した薬剤の影響で、日本向けへの輸出が禁止されてしまったニカラグアのサン・ホセ農園。
生産したコーヒーの多くを日本に出荷していたエウドロ夫妻にとって、このことは1年間の収入のほとんどを失うことを意味しました。
耐え難い1年間を過ごすあいだ、彼らが取り組んできたのは有機栽培への転換。
効果は高くてもリスクを伴う化学的な肥料などの使用を控え、牛糞から自分たちで作った堆肥を使ったコーヒー栽培へと舵を切りました。
2022年には早くも農薬検査をパスして日本への輸出が再開していますが、これから先も彼らの挑戦は続き、それは実際にコーヒーを口にする私たちに大きな影響を与えます。
彼らの挑戦を、私たちは継続的な買い付けでサポートし、これからもずっと安心して飲める美味しいコーヒーが身近にある環境を彼らと一緒につくっていきたいと思っています。