【声】022_エルサルバドルにて
私たちは毎年の産地訪問時に、彼らが育てたコーヒー豆を焙煎して持っていき、本人たちにお土産として渡しています。
自分たちが育てたコーヒー豆が、最終的にどのような形でお客さんの手に渡っているかを生産者自身に知ってほしいからです。
中にはその場で開封して香りを嗅いだり、実際に淹れて飲んでくれる生産者もいますが、開封せずに自宅に飾っていることも多く、彼らの自宅に遊びに行った時に懐かしいパッケージに再会することもしばしば。
飲んでほしい気持ちもありますが、こうやって自分のコーヒーが地球を一周して戻ってきたことに喜んでくれる姿は、日本で焙煎をする私たちにとって大きな励みになります。
今年も中米を訪問する時期が迫ってきました。
どんなコーヒーとの出会い、そして生産者と過ごす時間があるのか、1年ぶりの彼らとの再会をとても楽しみにしています。