【声】024_ニカラグアにて
取引農園の多いニカラグアでは、毎年少しスケジュールに余裕を持って日程調整をします。
特に日曜日は日本と同様に休日のため、基本的に仕事はありません。
そのため無理にスケジュールを埋めることはしないようにしています。
ですが、そんな隙があればいつでも会いたがってくれるのがサミュエルさん。
今年も日曜日を空けているのを知るなりすぐに連れ出してくれました。
彼のいとこの農園に行き、農園でコーヒーを淹れ、散策したあとは美味しいチキンスープを食べさせてくれ、1日かけて手厚くもてなしてくれました。
帰りの車内では、フリーの日はぜんぶ僕にくれと笑いながら話してくれたサミュエルさん。
彼のその人情深さに、亡き父サラティエルさんの姿が見えました。