【産地レポート2023】エルサルバドル3日目
エルサルバドル最終日は、朝から鉛筆の寄付のため生産組合の近くにある学校を訪ねました。
あいにく午前のプログラムが終わったタイミングで、残った生徒が外で運動をしている時間帯でしたが、今年もここに通う34人の子どもたちに1ダースずつの鉛筆を寄付することができました。
「アリガト!」という言葉をみんなで覚え、一人ひとりが伝えてくれました。
その後は現在店舗でも販売しているエル・タンボール農園へ。
収穫は終わっているため静かな農園でしたが、そのぶんゆっくりと散策させてもらい組合に戻りました。
午後からは組合にて今年購入予定のコーヒーをメインにカッピング。
エルサルバドルでは伝説的なカッパーでもあるマウリシオさんの手ほどきのもと、経験を積んでいる若いカッパーたちと一緒にカッピングをおこない、それぞれの評価や感想をすり合わせました。
最後はマウリシオさん自身の評価も聞かせてもらい、この先も続くカッピングの日々に向けての最後の調整をすることができました。
途中、グアテマラ出張から帰ったばかりのエルネストさんが、お疲れのところわざわざ挨拶に寄ってくださいました。
もちろん品質を確認するための現地でのカッピングですが、文化圏の違う人たちとのカッピングは毎回とても勉強になります。
個人のためにこういった機会を毎年設けてくれる現地のみなさんにはとても感謝しています。
夜はフェルナンドさんとレストランで食事をしながら1日を振り返り、2023年のエルサルバドルプログラムは終了となりました。