【産地レポート2023】ニカラグア初日
ニカラグアに移動してきました。
到着した翌日は日曜日だったので、予定を空けていたのですが、サミュエルさんが新しい農園を見せたいとのことで連れ出してくれました。
彼のいとこのセルヒオさんとは初対面。
お父さんから引き継いで農園運営を始めたばかりですが、昨年のカップオブエクセレンスでは4位に入賞するほどポテンシャルの高い農園を所有しています。
コンテストで得た収入などをそのまま設備投資にまわしてより良いコーヒーを安定的に作れる環境を整えたり、地域の人が利用できるカフェをオープンして自分自身も抽出を勉強するなどの姿勢は、彼のコーヒーに対する情熱の表れだと思います。
今後がとても楽しみな出会いとなりました。
サミュエルさんの新しい農園はモゾンテ地区にありますが、かつてこの地域で農園を運営していて私たちとも親交の深かったマウリシオさんの農園名でもあるセロ・デル・シエロという名前をそのまま引き継いでいます。
始まったばかりですが、これから彼の手でどのように成長していくのか見守っていきたいと考えています。
日曜日にも関わらず一日かけて相手してくれたサミュエルさん。
ラ・エスペランサ農園があるディピルト地区は温暖化の影響を強く受けており深刻な転換期を迎えていますが、あくまでポジティブに挑戦を続けていく姿勢に刺激を受けました。
明日から本格的に始まるニカラグアプログラム、しっかり勉強したいと思います。