【産地レポート2023】ホンジュラス初日
ニカラグアからホンジュラスへ、国境を越え6時間の陸路を移動してきました。
毎年お世話になっている輸出業者に着いた翌日から、さっそくカッピングが待っていました。
ここでは毎日、朝から数十のコーヒーをカッピングし、みんなでディスカッションしたあとで農園に行くのが定番になっています。
今回は国際品評会のCup of Excellenceが迫っている時期ということもあり、このエリアから出品されている約50のコーヒーを全てカッピングすることができました。
スピード感ある中でたくさんのコーヒーを評価していく作業はとてもエキサイティングで、とても疲れますが産地訪問の中で好きな時間のひとつでもあります。
午後からは、毎年お世話してくださるアンヘルさんの農園を見に行きました。
数年前から彼のコーヒーを少し購入させてもらっていますが、コーヒーはもちろん彼のパーソナリティにとても惹かれていて、長く協働したい生産者の1人でもあります。
農園をいくつかまわりながら、アンヘルさんがこの地域で実現したい夢を聞きました。
この土地で生まれ育った彼が、この土地で生き続けていくために描いている未来。
それは自分のためだけではなく、地域に生きる人や子どもたちに向けたものでもありました。
私たちは彼のコーヒーを通じてその思いを伝えていくことで、遠くから応援したいと思っています。