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recepa レセパを訪ねる。

レセパ

レセパ農園の農園主ルイスくん。彼と知り合ったのは2016年、彼が17歳の時でした。知らずにカッピングしたサンプルの評価が高く、生産者に会いたいと申し出たところ、たまたまカッピングの手伝いに来ていたルイスくんが僕ですと答えたことがきっかけです。

レセパ

ヨホア湖を眼下に見下ろすロケーション。夕方になると霧が発生し、あたり一面を包み込みます。この繊細に変化する複雑な気象がコーヒーの木に適度なストレスを与え、複雑な味わいのコーヒーを生み出します。

レセパ

2019年ごろから挑戦しているオーガニック肥料作り。コーヒー豆を取り出したあとの果肉を数週間かけて段階的にコンポストし、最後はミミズを投入して完全に堆肥化して農園へ還します。一切無駄が出ない栽培方法に切り替えた理由として、「人工的に健康なものよりも自然本来の姿を大切にしたい」と話すルイスくん。未来を見据えた視点の高さにただただ脱帽でした。

レセパ

トレンドなどになびくことなく自分が信じた道を突き進み、毎年会うごとに成長する彼の姿に私たちも負けられないと鼓舞されます。彼の作るコーヒーはまさしく未来への可能性を感じる味わいと言えるでしょう。

レセパ
Luis Arita ルイス・アリタ
AREA el cielito HONDURAS・El Cielito
所有農園
  • レセパ
republic of honduras

彼と知り合ったのは2016年、初めてホンジュラスを訪問したときのことでした。
私たちのカッピングのサポートをしてくれた若い男性が当時10代だったルイスくん。そのカッピングで見つかったとてもポテンシャルの高いコーヒーの作り手が彼だったのです。

おじさんから任せられた二つの農園を日々管理し、周りからのサポートやアドバイスを受けながらコーヒー生産を行なっています。
ノウハウをどんどん吸収し成長する彼と同じくコーヒーの品質も上がり、まるで彼の成長そのものがコーヒーの味になっているようです。

コーヒーの木でかくれんぼをしたりとまだまだお茶目な一面を持つ彼ですが、これから素晴らしいコーヒー農家へと成長するでしょう。

収穫年ごとの豆の特徴

2021

【Pacas_Fully Washed】 ネーブルや温州みかんを思わせる丸みのある柑橘の酸味と、フローラルなアロマとともに感じられるはちみつのような豊かな甘さがとてもバランスよくまとまっています。時折鼻に抜けるバニラ香や、後味にかけて顔を出すアーモンドのような味わいが全体に複雑さを生み出していて、最後の一口まで心地よく楽しめるコーヒーです。若い作り手ながら将来を見据え有機栽培に転換したルイスくんの、新しい章の始まりを予感させてくれるような味わいです。

2020

【Pacas_Fully Washed】 昨年と比較すると安定した一体感のある味わいとなりました。ドライラベンダーのアロマ、メロンや洋梨のような丸みを帯びた酸味、ブラウンシュガーを思わせる優しく含みのある甘さ、皮のついたアーモンド。余韻にはシロップのような甘さが続きます。飲むごとに変化を見せてくれる味わいから、ルイスくんのたくさんの挑戦を感じ取ることができます。

2019

【Pacas_Fully Washed】 ローストナッツやキャラメルソースのようなねっとりした甘さとオレンジピールを思わせるハリのある酸味。時折ベルガモットティーのような印象も感じられる。味わいの一体感にはやや乏しいものの、それぞれの個性を楽しめるコーヒー。

2018

【Pacas_Fully Washed】 マイヤーレモンのような伸びのある明るい酸味、スモモやアプリコットを思わせる密度のある果実感、花の蜜を感じる柔らかく広がりのある甘さがうまく調和している。ハチミツをなめた時のような甘く長い余韻も心地よい。

2017

【Pacas_Fully Washed】 熱いうちはライムやパッションフルーツを思わせる明るい酸味とチョコレートのようなボリューム感のある甘さがそれぞれに感じられるが、冷めるにつれてバランスが整い、アプリコットや花の蜜のような複雑な味わいへと変化する。

その他の農園一覧

カリオモンズコーヒーロースター