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la fortuna ラ・フォルトゥーナを訪ねる。

ラ・フォルトゥーナ

ラ・フォルトゥーナ農園は、ホンジュラスの名門生産地域サンタバルバラにあります。この地域で代々コーヒー農家を営むマドリッド一族の1人、フランクリンさんが運営する農園です。

ラ・フォルトゥーナ

農園の中にはコーヒーの木と一緒にたくさんのアボカドの木が栽培されており、どちらも生産作物として収穫され、販売されています。

ラ・フォルトゥーナ

国の自然保護区に隣接するこの農園からの眺望は素晴らしく、サンタバルバラ地域が一望できます。豊かな自然のそばでコーヒーが育つ非常に恵まれた環境と言えるでしょう。

ラ・フォルトゥーナ

一族が共用で使っている生産処理場もありますが、フランクリンさんは別に自分専用の生産処理場を所有しており、ここでたくさんの実験的な取り組みを実施しています。その技術力の結高さは、毎年のように国際品評会で入賞を果たす結果に表れています。

ラ・フォルトゥーナ
Franklin Madrid フランクリン・マドリッド
AREA san luis planes HONDURAS・San Luis Planes
所有農園
  • ラ・フォルトゥーナ
republic of honduras

サンタバルバラ地域の名門生産者一族の1人、フランクリン・マドリッド氏。
これまで数々のコンテストで入賞を果たしてきた輝かしい経歴を持つ彼が、数年前から新しく運営を始めた農園がラ・フォルトゥーナです。
一族の中でも中心的な存在の彼は、家族や親族で運営する生産処理場とは別に個人所有の設備を持っており、ここで日々さまざまな取り組みを実施しています。
彼とカリオモンズとのつながりは、2019年に代表の伊藤がホンジュラスでサッカーをした際、チームメイトだったフランクリンさんと仲良くなったことからはじまりました。
気さくで明るい性格ですが、コーヒーのことになると非常に情熱的で、他の生産者と熱く話し込む姿も度々見かけます。
長男のデニルソンさんとともに、毎年ホンジュラスでたくさんの時間を共有してくれる生産者の1人です。

収穫年ごとの豆の特徴

2022

【Pacas_Anaerobic Washed】 フローラルで華やかなアロマ。メロンや洋梨、白桃を思わせるとろみ感のある果実の風味が心地よく広がります。酸味はキウイのように伸びやかで、ヨーグルトのような乳酸の印象も感じられます。甘さはフルーティーさの中にバニラのようなアロマを伴っていて、キャラメルを思わせる甘さへと変化しながら後味に続きます。フランクリンさんが手がける嫌気発酵コーヒーの特徴でもある非常に繊細で複雑な華やかさには、毎年のことながら驚かされます。

2021

【Pacas_Anaerobic Washed】 昨年のロットと比べうまみの印象が強くなりました。ピーチティーやジャスミンティーのような風味、玉露のようなうまみも感じられます。リンゴのような薄くハリのある酸の印象が全体を立体的にまとめており、飲み終えるまで飽きのこない抑揚のある味わいに仕上がっています。嫌気発酵を経たプロセスながら、アンバランスな強い風味やネガティブな印象が全くない、完成度の高いコーヒーです。

2020

【Pacas_Anaerobic Washed】 パイナップルのような明るい印象もありつつ、ヨーグルトなど乳酸を感じる柔らかで伸びのある酸味が特徴的。グレープキャンディーを思わせる甘さが口の中に広がった後はサイダーのような軽やかな余韻が続きます。近年生産各国でトレンドとなっている嫌気発酵を経たプロセスのコーヒーです。

2019

【Pacas_Fully Washed】 花束に鼻を近づけたような華やかなアロマとともに、白桃やメロン、パパイヤを連想させる複雑な風味と、シロップを思わせるメリハリのある甘さが口いっぱいに広がる。ハリのある酸が全体を引き締めた、活き活きとした印象のコーヒー。

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